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月明かりに照らされ、静粛な空気につつまれ、どこかひんやりとした室内。
そんな部屋に、希羅はいた。
月明かりのみを頼りに、電気もつけず、ペンライトも持たず、室内をすすんでいく。
室内はとても広く、大理石の床があたり一面に広がっている。
そこにはたくさんの棚が。
棚の中には、埃にくるまれた、数々の古い本が綺麗に整列していた。
希羅はお目当ての本を探す。
ここは、分類というものがされていない。
だから、自分ですべて探さなければいけないのだ。
―上まで手が届かないじゃない。
希羅はがんばってジャンプしてみる。
すると
ガタガタ!!
本が一気に落下してきた。
「いったぁ。。。」
ガラ
ドアの開く音。
―やばっ!
あれだけ細心の注意を払ってきたのに、こんなところで音を出してしまうとは・・・
希羅はひたすら息を潜めた。
コツコツ
綺麗なハイヒールの音。
規則的になるハイヒールは一寸の迷いもない。
その音は、ちょうど、希羅のいる棚の前に止まった。
「希羅、何をしているの」
綺麗な青の瞳、ブロンドの髪、足の細い長身・・・
その美しい瞳からは冷たい光が差し込んでいる。
「お義母様・・・」
一番見つかってはいけない人に見つかってしまった。
―でも、ここまできたんじゃない!
希羅はとっさに、片付けきれなかった本を服にしまった。
「申し訳ありません。すぐに部屋に戻ります」
どもどもですーっ
久しぶりの更新。ごめんなさい。
でも、次の内容は決めたのでww
大丈夫です。次は早いですっ
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中学2年
部活はオケで、トランペットやってます。
ミュージカルとか、多数出演。HIPHOPもやってます。
受験がない私ですが、日々一生懸命勉学に励んでおりますw
☆マト
公立中学2年
吹奏楽部でフルート吹いてます
来年は受験生!
パニックを起こしやすいので
今からコツコツがんばってます