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Musique merveilleuse ~すばらしき音楽~
こんにちは!ここは主にリレー小説を書くブログです。 夢妃とときむして小説を書いていこうと思います。 よかったら感想ください。

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Only My Life...4

 手にしたナイフが月の光を反射して銀色に鋭く光った。柄のないナイフは一枚の羽のようだ。
 あきらはそのまま仰向けにベッドに倒れ、先ほどのことを思い出しながら、眠りについた。
 ナイフはベッドからはみ出した手から落ちて、硬質の床にはね返った。 

 「金髪の、綺麗な人だったよ」
じいさまが初戦の相手を訊いてきたから、見たとおりそのままのことを言った。
「日本人ではなかったのか」
少しだけ嬉しそうに答えるじいさまを見て、あきらは自分のプラチナの髪色と目の銀灰色が、じいさまのそれと同じなのを思い出す。
その後黙々と晩食を済ませ、じいさまにナイフを見せてみた。
あの、柄のないナイフを。
「お前…これはとってきたのか」
「情景描写だけじゃ足りないと思って」
呆れた顔でナイフを受け取るじいさまに、あきらは笑顔で本心からそう言った。
じいさまはいろいろな角度からナイフを観察してから、深い深いため息をついて
「これは、あの人のじゃあないか…」
つぶやいた。
 ――あの人って、だれだろう?あの金髪の子かな。
 あきらには理解ができなかった。


すごく久しぶりでゴメンなさい。こんな夜中なので頭がぽーっとしてる…
だから文章もきっとめちゃくちゃです。

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Only My Life...2

マトのターン!がんばりまっす 


 呼びかけた瞬間あきらは後悔した。
 声なんてかけるんじゃなかった!
 相手が振り向いた瞬間伏せた頭の上を、きらきらと月の光を反射しながら飛んでいくものがあった。柄のない銀色のナイフであった。
 しかしあきらはそれを確認する余裕を持ち合わせていなかった。当然太ももに吊してあるボウガンを取り出すこともできなかった。
 少しでも余裕を見せようと思ってしたことが自分の首をしめてしまうなんて。相手は相当の手練れだったようだ。そんなのと自分のデビュー戦を引き合わせてしまうなんてじいさまは何て意地悪いんだろう。
 
 そんなことを考えている間、闇の中で今もなおナイフは投げ続けられている。
 風を切る音が耳に障る。
 じいさまに悪態をついて少し冷めた頭は飛んでくるナイフがまた戻っていくのを見つけた。ナイフの柄に細い細いワイヤーが光っている。ナイフが尽きないわけだ。戻っていくナイフに後ろから殴られないようにしないと。
 やっとボウガンを引き抜いたあきらは本領を発揮した。デビュー戦だとはいえ日々の鍛錬をムダにするわけにはいかない。
 木がさわぐ音と風の音が神経を集中するのを手伝った。
 ワイヤーによってナイフが戻っていく先にねらいを定めた。その間もナイフは次々と飛んでくる。走り避けながら、撃った。すべてのナイフのワイヤーが切れた。

「遅い!!」
相手の攻撃の手が止まり、あきらが落ちたナイフを拾っている間に声が飛んできた。
よく分からないのでとりあえず謝ったが叱咤の声は止まらない。
「技術は褒めるけど早く状況に慣れなさいよね、星光さん。」
「あ、はい、ありがとうございます。」
デビュー戦だとはいえ技術を褒められたのは嬉しいことだ。素直にありがとう、といったら鼻で笑われた。


話の方向性がまだよく分からないので短めで。。
夢妃の方向性の期待にそわなかったらごめん。キャラはほしみつあきらだよ。
肩に届かないくらいのロシアの祖先の銀髪っ子っていうのは漠然と頭にある…((笑

Only My Life...1

私たちは戦わねばならない。
―幼いころからなんども聞かされてきた、その言葉。
決して油断してはならぬ。決して相手と交友関係にあってはならぬ。
決して・・・
・・・わかっている。
私は戦う。理由などない。
それが、使命であり、運命であるから。
そう。私たちは戦う運命にあるのだ―


私は月光希羅(がっこう きら)。16歳。高校1年生である。
学校では普通の女子高生だ。
でも、家では違う。
我が月光家と星光家は因縁のライバルというか、宿敵である。
星光家に勝つため、私は日々特訓した。
そして最近、私は戦いに出ることを許された。
実戦を通して学んでいくのだ―と。

戦いと一重に言っても、それは日本の戦国の戦とか、ライダー系の戦いとかと勘違いしてもらっては困る。
私たちは私たちのやり方で、星光家と戦うのだ。

風の音。
これから始まる戦いを予言しているかのような不気味な音である。
時計がないので時刻はわからない。
でも、暗さから大体の予想はつく。
真の闇。
暗闇のなかで相手の動きをよむ練習をつんだ私にとってはなんの苦労もない。
―これから、戦いが始まる。
今日は初めて。1人での戦いだ。
本当のデビュー戦。
呼吸を整え、意識を集中させる。
ガサガサ
不意に物音が聞こえ、私は身構える。
「はじめまして。月光家の人」
私と同じくらいの年の人の声が聞こえた。




夢妃です。
1回目、リレー小説を書いてみました。
・・・やばいな。
ノリで戦闘ものとかいったけど、マトは得意でも、私はだめじゃんっ;;
まぁ、マトがこれをいい方向にもっていってくれることを願って。
よろしくねー♪

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プロフィール
HN:
夢妃 マト
性別:
女性
自己紹介:
☆夢妃
中学2年
部活はオケで、トランペットやってます。
ミュージカルとか、多数出演。HIPHOPもやってます。
受験がない私ですが、日々一生懸命勉学に励んでおりますw

☆マト
公立中学2年
吹奏楽部でフルート吹いてます
来年は受験生!
パニックを起こしやすいので
今からコツコツがんばってます
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